2011年11月28日月曜日

夜釣りキャンプ&ボート再生計画

ボート再生計画の為、毎週のように秘密基地に出かけているのだけれど、どうせなら前夜から遊ぼうということになり、テントを持って夜遊びとなった。みんなベテランの野営メンバーなのでさっさと食料を買い込み基地近くの浜に陣取った。ここは冬でもそんなに寒くない場所で快適な夜遊びが出来る。お気に入りの焼酎白岳のお湯割りとビールとスルメで宴の始まりとなった。
一段落付いたところでロッドを片手に防波堤へ。真夜中の防波堤は人の気配がなくとても静かだった。ただ人だけではなく魚の気配もなかったのですぐに退散。引き続きお湯割りを飲んで寝てしまった。
翌朝も引き続き波風ともになく、とても静か。潮も引いていたので根魚を釣ろうと思い磯で穴釣りをした。堤防は早朝から人が増える一方であったが、磯には誰もいなかったので独占状態。ジグヘッドにワームを付け、ゆっくりと歩きながら岩の隙間を探っていく。たまに小さな当たりがあるのだが、なかなかフッキングしない。魚が小さすぎるのか。
しばらく歩くと開けた磯に出た。かなりいいポイントだったので期待を膨らませながらワームを投入。
するとすぐにアタリがあり、15センチくらいの黒ソイが釣れた。狙い通りに釣れると嬉しい。ここでしばらく釣ることにして、バケツを置き細かくポイントを攻めていく。
大きな岩の割れ目があったのでワームを入れるとかなり手応えのあるアタリがあった。すぐに合わせたが岩の隙間に潜られラインが切れてしまった。この日は0.3号のラインを巻いていたので潜られるとすぐにラインブレイクしてしまう。
すぐにリーダーと新しいジグヘッドとワームをセットし再投入。しかし反応はなかった。穴でもあって隠れてしまったのだろう。
仕方なく別のポイントを探る。しかしアタリは止まってしまい、全く釣れなかった。15分後くらいにさっきのポイントが気になって戻ってきた。隙間を見つめながら作戦を練る。さっきとは逆の方向からジグを投入してみることにした。すぐに合わせられるようゆっくりとワームを下ろしていく。予測通り、ガツンとアタリがあった!間髪を入れず合わせ潜られないように半ば強引に引き抜いた。すると上がってきたのは25センチほどの黒ソイだった。先ほどの魚に違いない。狙って釣った事で満足の一匹であった。
ソイはお昼に煮魚となって我々のお腹も満たしてくれ、二重の喜びをもたらしてくれたのであった。

ちょうど良いサイズの板が流れ着いていたのでテーブル代わりに使った。こういう使える物を現地調達するのも楽しみのひとつ。



お気に入りのネイチャーストーブ。アメリカから取り寄せた。松ぼっくりや枝が燃料となる。初めて見た人はその火力に驚き、必ずファンになってしまう不思議な魅力を持つストーブ。コンロだけではなく暖房器具としても使える。コンパクトに折りたためるのが魅力なのだけれど鉄で出来ているので今時のバックパッカーには重いかも知れない。チタンで作れないかと検討中。

冬は暖房器具兼調理器具となる。コッフェルやフライパンなど乗せることができる。

翌朝。静かな海。

お気に入りのテント。15年くらい前に買った物で当時は最軽量の部類に入った。今となっては重く大きく感じる。クルマでのキャンプ専用になってしまった。でも中は快適そのもの。まだまだ現役である。

朝飯。

焚き火は楽しい。朝は暖房として活躍。ほんとによく燃える。

朝はパン。このトースターも便利。パンだけではなく何でも焼けるし。まんべんなく火が回るようになっているので綺麗に焼ける。ただガソリンストーブだと火が強すぎるかも。ガスがちょうどいい。

焚き火好きのオヤジ達。燃やしているときが幸せらしい。



静かすぎる入り江。根魚の宝庫かも。カヤックで来るとおもしろいと思う。

自然の洞窟がふさがっている。どうやら誰かが住んでいるらしい。地元のおばさんと立ち話したときに聞いたら15年くらい前から住み着いているとのこと。ちょっと羨ましいと思った・・・


修復中の1号艇と2号艇。もちろん釣りに使う。

雑誌か何かの撮影をしていた。冷やかしに見に行ったらモデルの女の子がやたらとでかかった。顔を見ても誰かは解らなかったけど。

2011年11月3日木曜日

俺の弟子


甥っ子が釣りに行きたいらしい。弟子入り決定。
釣り馬鹿のDNAは十分持っているはずなので、上手くなるはず。今から楽しみ。

BIGONE 鰆 (2005年の記事より)








久しぶりに海に出た。仕事仲間のボートで剣崎沖を目指して、小雨のぱらつくなか出発。早朝のベイブリッジがいい感じ。なかなかのクラシカルボートだったので、途中ちょこっと不安なところもあったけれど、数時間後、なんとか目標の剣崎に到着。着いて驚いたのが、その遊漁船の数。いるわいるわ、そりゃもう凄い数。あんなの見たら嫌でも釣れる気分になってしまう。雨のぱらつく中、ジギングで勝負ということに。とにかく遊漁船団にぴたりと張り付いて、魚探でさぐりながらしゃくりまくる。寒い中、ようやく身体が暖まった時、久しぶりにドカン!とアタリが!間髪入れずにアワセを入れたとたん、ドラグが鳴りラインが出た。ガンガンと頭を振るのが伝わってきて、一瞬ラインブレイクを心配したけれど、何とか上がってきたのはワラサ、ではなく、海のギャングとも言われるサワラ!グッドサイズの90cm。これだからやめられない。